『縫工筋』
それはスポーツモデルで勝つ為の要である。
日本でもボディビル、フィジーク、スポーツモデルといったカテゴリーが少しずつ認知されてきたように感じる❗️
その人気は今や、メディアへの参入度合いでは計り知れないものとなっている。
つまるところ何故、縫工筋が重要なのか?
「作用」や「筋トレ方法」&「カットの出し方」までマニアックに紹介しよう。
縫工筋とは?

縫工筋とは、骨盤から下腿まで繋ぐ人体最大の長さを持つ筋肉。
脚のボリュームを作る上で最も重要と言われる。
ボディビル・フィジーク・スポーツモデルどのカテゴリーでも脚は評価対象だが、スポーツモデルは特に縫工筋は評価の対象となっている。
何故なら、縫工筋から足先までのカット・脚の長さが数ミリ単位で評価の対象となるからだ。
余談はここまでで、まず筋肉の走行をチェックしよう。
起始:上前腸骨棘 停止:脛骨粗面 神経支配:大腿神経(L2・L3)
筋肉の位置関係を知ることが、まずもっとも重要。
大腿神経(L2・L3)が神経支配している。そのため、背骨の腰椎(L2・L3)が正しい位置にあることも重要ということが分かる。
作用
股関節:屈曲、外旋、外転 膝関節:屈曲・内旋
作用は股関節と膝関節の動きに関与する。
簡単にいうと、あぐらをかく時を想像してほしい。要はあぐらをかく動き自体が縫工筋の動きでもある。
この動きを知り、トレーニング・カットの出し方に生かしていこう。
縫工筋の素晴らしい選手とは!?

上の画像が2018年⇒下の画像が2019年。

松原光太郎選手。
日本を代表するスポーツモデル。
成長率がとても素晴らしい。
2019年にNABBA スポーツモデル プロ選手となりました。
NABBAは年々選手達のレベルが上がり続けている団体。その団体の中で、プロとなったというのは歴史的快挙なのです。
評価で最も重要ななのはもちろん脚。
縫工筋のカットが見事に分かりますね。

Classic an。(クラシック アン)
NABBA CLASSIC MODELのプロ選手。
スポーツモデルよりも、筋量があるカテゴリーをクラシックモデルといいます。
評価の対象は、やはり脚。
カット・ストリエーションが走る脚はカッコいいです❗️
縫工筋のカットの出し方を紹介!
この動画を観てほしい。
縫工筋のカットは、あぐらをかく動作のプレアクション(初動作)で出すことが出来る。
地味な作業だが、カットを出す作業では欠かせないマッスルコントロールである。
縫工筋のマッスルコントロールが出来ない方は、まずマッスルコントロールから始めてみましょう。
縫工筋の筋トレ・トレーニング方法まとめ
マシン
「レッグエクステンション」
↑ 分かりやすいように動画を撮ってみました^^
マシンを使うことが最も効率が良いです。。
脚のカットを出す・クアド、縫工筋のセパレーションを作るのに為に、重要な種目です。
まず両脚で伸展動作を行い、個別の筋収縮を意識し、収縮をする。ちなみに、筋の起始部をつまむ・タッピングも大切。
次にシングルレッグエクステンションへ。脚をあぐらをかく姿勢のプレアクション動作を作り、動作を行います。
常に筋の走行をイメージして、収縮あるのみ。
こちらは脚のカットを作るというよりは、脚全体のボリュームを付ける為に必要な種目です。
フルボトムでのスクワット、レッグプレス、レッグカール、ランジ
是非参考にしてみてください。
モデルは、Sang hyun Jung。韓国のNabba proスポーツモデル。
まとめ
縫工筋のカットがあるだけで、脚の見栄えがググッと良くなることが分かるでしょう。
脚のボリュームが出ることで、上半身とのボリュームと重なり、ダイヤモンド比が出来上がる。
脚のトレーニングをすると見栄えも良くなるが、全身の血流量が高まり、全身のバルクアップにも繫がる。
「脚=縫工筋」
といったキーワードで、半年〜1年トレーニングするのも1つかも。
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