皆さんこんばんわ。
本日は、後輩に肺炎後の患者さんの呼吸状態を評価出来ませんかと頼まれました。
karada@press自身、呼吸というテーマは武術的に得意ではあるのですが、、リハビリの観点から答えるとなると、どこから説明しようか戸惑ってしまいました。
そこで、今回は
呼吸
というテーマで、記事をまとめてみました。
特にリハビリで必要なポイントや最低限必要な知識を織り交ぜてあります。
[ad#co-1]呼吸とは
空気中から酸素を取り入れ、細胞の代謝によって生じた二酸化炭素を排出するガス交換を呼吸といいます。
↑↑
一般的にリハビリでは、上記の呼吸の概念をターゲットに考えています。
*補足すると、
第二次呼吸は、肺呼吸(リハビリのターゲット)
第一次呼吸は、脳脊髄液の流れ(オステオパシーのターゲット)
と考えても良いです。
しかし、karada@pressは第一次呼吸の重要性も知っているのでこっそりとリハビリの中に組み込んでいます。
呼吸の流れ
鼻腔や口腔から取り込まれた空気は上気道に入ります。
さらには下気道から気管へと運ばれます。
気管は心臓の後方で左右2本の気管支に枝分かれし、肺に達すると20回以上の枝分かれを繰り返しながら、最終的に空気は肺胞へと送り込まれます。
鼻腔や口腔
↓
上気道
↓
下気道
↓
気管
↓
肺胞
まとめると、上記の流れが一般的な考えです。
[ad#co-2]
呼吸に必要な筋肉
呼吸は、安静時呼吸と努力性呼吸に分けられます。
シンプルに考えましょう!
安静時呼吸は、楽に何も考えていない状態の呼吸です。オートマチック(自動)の状態です.
努力呼吸は、苦しく意識して呼吸をしなければならない状態の呼吸です。
吸う筋肉の方が、多くの筋肉を必要とします。吐く筋肉は、少ないようです。
呼吸を妨げる要因
①横隔膜と外肋間筋が働いていない
(呼吸に必要な筋肉の弱化)
特に、karada@pressとしては、横隔膜と外肋間筋の筋肉の弱化が一番かなと考えています。理由は、人間は空気を吸ってから初めて吐けるからです。
この空気を吸うというのに関わる筋肉は、横隔膜と外肋間筋になります。
また、赤ちゃんの出生は生まれてから息を吸って、オギャーと泣く(息を吐く)といわれているので、まず、息を吸うことを考えていきましょう。
②呼吸器の環境が悪い
(咽頭・鼻腔・口腔・気道・肺砲)
呼吸器の環境がそもそも悪い点も経験上、非常に多いです。
口腔・咽頭内の残留物、鼻腔内の鼻汁、気道内の痰、肺胞の汚れ(元々の喫煙)などが考えられます。
リハビリ法やトレーニング法・徒手療法
情報収集した所、上記2つの動画と文献は役に立つと思われます。
特にアナトミーラインは、理学療法士や作業療法士などのリハビリ職種には取っ掛かりやすい内容ですね。
以外と呼吸に関する文献を探してみると思ったよりもデータが少ないようです。
まだまだ、呼吸をテーマに掘り下げていけるような気がしています。
karada@pressでした。
[ad#co-3]
コメント