本日は、立禅のご紹介をいたします。
立禅とは
中国武術や養生法に存在する静的練功法で、太気拳と言う武術で最初にそう呼ばれる様になりました。
王向斉から伝授された意拳の站樁(タントウ)を澤井健一氏がアレンジして日本に伝えたと言われています。
立禅の効果
●身体内部感覚の向上、改善
●医療的効果の促進
●神経系促通
王先生と何人かの門下生及び私の站椿指導の経験では、医療における応用範囲は非常に広く、例えば高血圧、低血圧、半身不随、関節炎、肺炎、肝臓病、胃腸病、血管硬化、神経官能症(ヒステリーや神桂衰弱など)、精神分裂症など、ある患者は站椿のみでも完治し、またある患者は投薬と平行して完治している。
これまで病気によって長期間休養していたが、一定期間の健身椿を練習した後に、再び仕事に復帰した人達は少なくない。誠心誠意練功を堅持しても効果が得られかった患者は極めて稀である。
立禅の方法
呼吸は自然体に、鼻から吸い口から吐く。中腰になる。木に腰掛けるように。足指の間に綿を挟んでいるように。両手で木を抱くような意念で。頭は天から吊り下げられている感覚。脚は地面の中に埋まって根を張っている感覚。顎は垂れ緊張を抜く。目は軽く開きやや下の方を観る。
上記の姿勢を20~30分続ける。もっとも、下限も上限もないので続けるか否かは個人の判断による。終了させる場合は急に止めるのではなく、揺りに移行して体をほぐしてから終了させるのが望ましい。
立禅を本格的に学ぶには
方法論を学ぶだけでは物足りないという方に、
身体研究学びの会で実践編を学ぶことが出来るようです。
オススメです。
karada@press
カラダプレス
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